読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

日本人的な感性はどこからくるのか。古今和歌集源氏物語徒然草という日本文学の系譜が地下水脈となり、日々の生活に日本の美が埋めこまれているのではないか。それを掘りおこして見てみたい。 私はそう思い、歌や琴、平安文学、茶道などの日本文化や哲学に興味をもちました。専門は日本絵画の製作です。 かつて学生時代に一緒にギリシアを旅した恩師が「日本画とは思い出、記憶など広範囲の生活実感をクリエイティブなものにしていくもの。それと、イメージだけでは描けないから写生。それを思いで高次元に引き上げていく。」と仰っていました。 この思いとは何なのか。 能について、本舞台と舞台裏の間にある橋掛かりに自分の世界の外部と劇の世界とが交わる到来の空間がある、という言葉があります。 そんな空間のあるサロンを目指して、花の前に座り、自ら筆を動かした花の絵の中に立ち、また花を描く自分を外からみるよろこびをもって、社会に貢献したいと思いこのサロンをはじめました。筆で絵の具をおくことのたのしみがこれからも人を魅了しますように…