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茶事 前礼のためのハガキ

このハガキはかなの専用紙よりも、筆に摩擦力がはたらきます。

さくら 四

この図柄は上から書く場合に重宝します。

畑仕事

春の彼岸の連休中に、畑に松の苗を植えました。十日くらい晴れてさらさらの土に、専用の器具で一本づつさし植えていきます。再来月くらいには草を抜いたりするのですが、松を育てるのは自然です。 今日は雨が降り、苗が落ち着きました。

さくら三

のっぽの水仙

季節になり、よい香りの水仙が多く咲くようになりました。だいたいが三輪咲きです。数日前から切って、生けております。 ある日気づいたのですが、画面左上の水仙は長く伸びて、垣から顔を出しておりました。大きな花が八輪もついています。 今日の強風で折…

展覧会 花の美術@大和文華館

中国、清時代1741年、汪士慎の『墨梅図冊』が出品されておりました。 この作品には、細い竹と梅が描かれております。 竹と梅の花弁、幹は薄い墨書きで、幹は側筆です。梅の花芯と苔は濃い墨書きです。24.6×32.8センチの大きさです。 狩野探幽筆の『古画縮図…

さくら 二

ちらしずし

もうすぐしたら、菜の花やわらびも入れて、お花見に行きたいものです。

さくら

詩と能楽の違い 楊貴妃

四日に能楽鑑賞いたしまして、番組に楊貴妃がございました。 楊貴妃と言えば、玄宗皇帝ですね。 白居易の長恨歌では、皇帝、楊貴妃及び方士が登場し、詩の様式で物語が進行いたします。 一方能楽では、楊貴妃、方士のみが登場し、能の様式で物語が進行いたし…

草餅

祖母の小豆 三十年ほど前、薄い水色の一升瓶のガラスのむこうに、乾いた小豆のさやの欠片こまごまとしたもとの一緒に、小豆が八分目まで入っていました。 小豆のさやは枯れた黄土色で中はそれよりも白く、乾ききってかさかさになれば、小豆がこぼれ出てきま…

やぶ椿の花

椿は春の季語ですね。 庭の椿を探したのですが、全てつぼみの木であったり、よく開いた花ばかりであったりで、なかなか描き頃の花がありません。そうして庭をあちこち歩いていると、山にあるよと言われて、見に行きました。 久しぶりに歩いた野辺の道は白や…

春一番

本日、近畿地方で春一番が吹きました。四年ぶりだそうです。

白描の美@大和文華館

シンポジウム「白描画再考ー日本絵画史におけるその意義ー」が開催されました。美術史学会西支部大会をかねていたようで、 学習院大学 佐野みどり教授「白描物語絵の享受と造形ー小絵を基軸としてー」 大和文華館 学芸員 古川攝一氏「中世白描画における図像…

琴 弦の張り替え

弦を長い間張ったままの琴で練習しておりましたが、十日ほど前に十の弦が切れてしまい、地元の和楽器店に修理をお願いいたしました。楽器店の方は朝に来られました。全ての弦を張り替えていただくことになりました。 夕方に新しい張りで爪弾いたときの、音の…

和菓子と季節感

先日、京菓子についての講演拝聴の機会がありました。私にとっては、よそでいただいたことはあるのですが、常では注文もできないお店のご主人が2時間にわたってお話下さいました。「季節感と和菓子」という題目でした。メモしておきたいと思います。〈和菓…

雪 と月 と花の香り

淡青色とわすれな草色の空に乳白色の大きなお月さまが輝くなか、藍白色の薄雲と木枯れた大和の山々を遠くにして降る細雪に自然の美しさを感じました。久しぶりに谷崎潤一郎先生訳の源氏物語をとりだし、これ以上どうしろというのだろうと思いながら、若菜上…

源氏物語に学ぶ十三の智恵 其の二

放送大学における"和歌文学の世界"の講義中に源氏物語の回で、島内景二先生の 「有門空門 亦有亦空門 非有非空門」 という言葉があり、「紫式部が源氏物語を書いたことに意味があった...意味がなかった...」とありまして、その言葉をもっと深く知りたいと思って…

源氏物語に学ぶ十三の智恵

休日に絵を描きながら、ラジオを流しておりますと、聞き覚えのあるお声で、古典文学の話が聞こえてまいります。このお声は去年放送大学の“和歌文学の世界”でお聞きした先生のものではないか。この文章の、言葉の並びが・・・と思っておりますと、やはり島内景二…

茶の湯の季節感

稽古場で、茶碗や道具には旬ごとの季節の品がある。ティーカップにも種類はあるだろうが、さすがに十日ごとにはないだろう。とすれば、色々の道具の扱いで忙しいけれど、この季節感がやはり日本なのではないか、とのお話しがありました。 私もそうだなあと思…

字体探求

言の葉は 露もるべくも なかりしを 風に散りかふ 花を聞くかな という歌を筆写するために文字を探しております。奈良文化財研究所と東京大学史料編纂所のデータベースで検索した草露貫珠(江戸時代の辞典だそうです)の文字の中の幾つかを練習してみようと思…

『美学・芸術学研究 』 メモ

放送大学大学院文化科学研究科の講義 美学・芸術学研究 ( 講師 放送大学教授 青山昌文先生)を録画してテキストとあわせて勉強しております。全15回です。何回か繰り返し視聴いたしました。テキストは購入して読めそうなときに、まとめて読んでおります。…

茶碗の中の宇宙展@京都近代美術館

2月4日に行って参りました。三階が主展示場です。四階に、茶碗の全周展開図のような写真画像が、垂直になった端から高速の車窓景色のように流れ、全面が線になればまた別の茶碗画像が垂直に端から寄ってくるという作品がありました。それにより当代と初代の…

かきもち

かきもちを作っています。乾燥した冬の日に干します。最近は、座敷机のうえに紙を敷いて乾かしています。 えび、しょうゆ、あおのり、しょうが味です。 もう少しして、大気が暖かくなれば、かきもちづくりも終わりになります。

茶の湯体験講座

地域の中学校の、茶の湯体験講座の講師をさせていただいております。いつもは全員そろって学校の先生に引率されてくる生徒さんたちも、今日は学年ごとにお茶室にくる時間が違い、学校の先生はそれより後に来られることに。少人数からお話しできて親睦が深ま…

寒梅

山に梅が咲きはじめました。雪こそありませんが、この冬らしい寒さですからやうやくに薫ず臘雪のあらたに封ずる裏(うち) ひそかに綻ぶ春の風のいまだあふがざる先村上御製 といったところでしょうか。 臘は12月のことで、臘雪で12月の雪といった意味だそ…

はじめ会ひたる先生は…

た行ではじまる先生に出会ったのは4、5歳のころ、幼稚園が終わっあとの絵画教室でした。野菜や果物等をモチーフに不透明水彩で描きました。ある日、サンマの体の色を再現するための混色について話しました。中学に入って、ご自宅のアトリエへレッスンに通い…

ミーメーシス 再提示、再現、再生

何回かの春、吉野の桜を写生したことかあります。去年は奥千本が咲きはじめ、中千本は満開、下千本は散りはじめでして、中千本から下山するまで、絶えることなく花びらが舞っておりました。山の中にある桜が美しいのは言うまでもないのですが、こんもりした…

お正月といえば…

としとくじんさん(その年のかみさま)、さんぽうこうじんさん(かまどのかみさま)、三段のおかがみ、二段のおかがみ。神棚にちいさなおかがみ。さかき。じゅうにつきのかみさま、12本のろうそく。 お仏壇は葉ボタン元日から三日まで、 日に三度、お雑煮…

お赤飯

誕生日プレゼントです。ケーキを焼こうと思いましたが、先方が和風好みかもと思い、お赤飯にしました。 前日から餅米を、小豆の煮汁のさましたものにつけておきます。当日は蒸し器に薄い小豆色に染まった餅米と小豆をいれて蒸しあげ、コウジュウタとよんでい…

箏の琴

素晴らしい先生に恵まれて、琴をたしなんでおります。私の人生も、このことに関しては幸運だったと思っております。演奏は唄つきで、最近練習している曲には琴の音程と唄の音程が異なる部分があり、難航しています。ごくごく初心者なのですが、有名な六段と…

松葉の着物

つくられたのは40年ほど前ですが、80年くらい前の仕立て寸法になっています。着姿はしゅっとなるのですが、にじったりすることに課題があるので、仕立て直そうと思っています。ほどくと少し仕立て代が助かるので、ほどいています。 晩秋の庭で乾いた落ち葉が…

絵手本 山桜

絵手本 山桜 琳派風の桜です。辻邦生の嵯峨野名月記を読んでみたいなと思いました。有名な草花図下絵和歌巻は絵、俵屋宗達筆、書、本阿弥光悦筆の桃山時代の作品です。本阿弥光悦は、近衛信タダ、松花堂昭乗とともに寛永の三筆とよばれています。 山桜は葉と…

サロンの場

サロンの会場 サロンのあるこの三宅町の民家は築65年ほどです。母屋の間取りは、奈良県立民族博物館に移築された江戸時代中期の大和盆地の自作農家の家によく似ています。建築時に施主が博物館にあるような民家に憧れたのかもしれません。座敷から縁側をみ…

日本人的な感性はどこからくるのか。古今和歌集や源氏物語、徒然草という日本文学の系譜が地下水脈となり、日々の生活に日本の美が埋めこまれているのではないか。それを掘りおこして見てみたい。 私はそう思い、歌や琴、平安文学、茶道などの日本文化や哲学…